【仮想通貨ハッキングにあの国が?】サイバー戦争時代の到来

Column

2022/05/26

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こんにちは!今回は近年話題の「仮想通貨」に関するニュースを紹介します。

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こんにちは!

ゼロからサイバーセキュリティを勉強中のNoriです!

まずは仮想通貨とは何かを簡単に。

「暗号資産(仮想通貨)」とは、インターネット上でやりとりできる財産的価値であり、「資金決済に関する法律」において、次の性質をもつものと定義されています。

(1)不特定の者に対して、代金の支払い等に使用でき、かつ、法定通貨(日本円や米国ドル等)と相互に交換できる

(2)電子的に記録され、移転できる

(3)法定通貨または法定通貨建ての資産(プリペイドカード等)ではない

日本銀行ホームページより

要はインターネット上で使えて、円やドルと交換できるお金です。

(僕は持っていませんが)

そんな仮想通貨も、ハッカー達の標的となっているのです。

特に世界に大きな衝撃を与えたのは、今年3月に人気オンラインゲーム「アクシー・インフィニティ」が受けたハッキング被害。

その被害額はなんと、

6億2500万ドル!

日本円にして、

約800億円!

なんだか、目眩がしますね・・・。

凄まじい被害です。

更に衝撃的なのは、

この事件に北朝鮮のハッカーが関与していたということです。

となると当然、盗んだお金の一部は政権の運営に充てられていると思われます。

北朝鮮は説明するまでもなく一党独裁の国で、決して裕福ではありません。

しかし、全ての産業が弱いかというと、そういうわけではないんですね。

一党独裁が故に、

「ここの分野に力を入れよう」

とトップが決定すれば、資金も人材も一気にそこに投入できるという面があります。

(昭和の頃、国全体では貧しいのにソ連が一時期宇宙開発でアメリカをリードしていたのもそれが一因です)

これだけの「成功」を収めた以上、

今後も北朝鮮はハッカー集団との関係を深め、ハッカーの育成にも力を入れていくことが予想されます。

いや、北朝鮮に限らず、もしかしたら他の独裁国家も・・・。

世はまさに、大サイバー戦争時代に突入したといっても過言ではないでしょう。

文:Nori

ライタープロフィール
Nori(のり)と申します。学生時代、AironWorksのメンバーとビジネスコンテストで知り合った縁で記事を執筆することになりました!
一緒にサイバーセキュリティを学んでいきましょう!
■略歴 大阪大学出身・大手機械メーカーに就職し、その後転職・AironWorksにてライターとして活動開始(2022年4月〜)
■趣味 お笑い・野球観戦・読書・ブログを書くこと